先進的取組紹介 ADVANCED EFFORTS

堀切の家~木をあらわしにした“地産都消”の家~

東京都葛飾区堀切に建つ木造家屋「堀切の家」。木材をあらわしにしながらも、地震や火事に強い設計を随所に施しています。都市部で木造建築物を計画する際のすべてのソリューションを網羅しているお手本のような物件として、「ウッドデザイン賞2016」の優秀賞を受賞しました。

動画を見る

芸北せどやま再生プロジェクト~地域材の地産地消で、山と暮らしを守る~

広島県北広島町にある芸北地区(人口2,304人・H29.1月時点)では、地域のNPO「西中国山地自然史研究会」が中心となり、里山を管理保全、地域木材の流通・利用を通じ地域経済の活性化させる試み、「芸北せどやま再生プロジェクト」を行っています。 プロジェクトを通じて、年間400tの地域材が熱エネルギーとして利用されています。

動画を見る

高知県の取組み~森林を県の資源として活用~

全国第一位の森林率を誇る高知県では、森林を県の資源として活用すべく様々な取り組みが行われています。地域材を活用した免震システムを用いた中層木造耐火建築物が、県の災害時におけるバックアップ拠点になるなど、利用面でも先進的な取り組みが行われています。

動画を見る

トヨタ自動車 SETSUNA~世代を超えて時を刻む木のクルマ~

ウッドデザイン賞2016の農林水産大臣賞を受賞した、トヨタ自動車のコンセプトカー「SETSUNA」。 “歳月を経て愛着を持ち、変わることを愛でる”というコンセプトを具現化するために選んだ材料が、木。 適材適所に様々な樹種を使用し、かつてない木のクルマを生み出しました。

動画を見る

日本橋とやま館~富山らしさを表現する木づかい~

「富山県の上質なライフスタイルを発信する」をコンセプトに2016年6月にオープンした「日本橋とやま館」。富山県産の木材をふんだんに使用したアンテナショップです。原木、製材品、加工品など様々な工程の木材を、現地で選定、調達して空間をデザインしています。地域の魅力と木材の魅力が融合し、「富山らしさを表現した木づかい」は、木材利用を顕彰する「ウッドデザイン賞2016」の優秀賞に選ばれました。

動画を見る

一般社団法人kikito~森林資源の循環的な活用~

森林資源の循環的な活用で、琵琶湖の森林を守る取組みが行なわれています。活動の中心は一般社団法人kikito。間伐材を森林所有者から取引価格よりも高値で買取りし、地元企業と連携協力して、付加価値の高い紙や木製品等の企画・販売を展開。森林を介して「経済」・「人」・「心」をつなぎ、地域の経済循環の創出につなげています。

動画を見る

東急電鉄 戸越銀座駅~多摩産材を利用した木の駅へ~

東急池上線戸越銀座駅が、東京・多摩地域の木材をふんだんに使い、2016年12月にリニューアルしました。 都内有数の賑わいを見せる商店街で長年親しまれてきた木造駅舎の記憶を引き継ぎ、より愛される駅へ。利用者と駅を、木のぬくもりがつないでいます。(ウッドデザイン賞2016ソーシャルデザイン部門受賞)

動画を見る

飛騨産業~家具作りは、森林(もり)づくり~

およそ100年の歴史をもつ国内屈指の木工家具メーカー、飛騨産業株式会社。飛騨の伝統的な木工技術と独自に開発した加工技術で、数々の優れた製品を世に送り出してきました。2001年からは、家具に不向きといわれるスギを使った家具づくりに取り組みます。その背景には、「家具作りは、森林(もり)づくり」という理念がありました。

動画を見る

中国木材 日向工場~バイオマス発電を活用した林業活性化の新しいモデル~

日本一のスギ生産地、宮崎県。その北東部に国内最大級の製材工場があります。 広島に本社を置く中国木材が300億円もの巨費を投入し、2014年から稼働させている日向工場です。 グローバルな価格競争に勝つために、あらゆる工程を集約しています。また、原木を製材する過程で副産物として発生する木材チップやオガクズなどは、 製紙原料やバイオマス発電燃料として活用しています。そして、工場の電力は全てバイオマス発電…

動画を見る

東京都港区~木材生産地と連携した都市部での国産材利用~

港区では、全国各地の自治体と協定を結び、国産材の活用を促進する独自の制度「みなとモデル」を制定しています。延べ床面積5千㎡以上の建物を建てる際、一定量以上の国産材の使用をお願いするもので、使用する木材は、協定を結んでいる生産地のものを利用するよう促しています。区では、国産材をふんだんに取り入れた公共複合施設「みなとパーク芝浦」を、木材利用の象徴として建築するなど、制度の普及に取組んでいます。

動画を見る
1 2 3